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知っておきたい「腰痛」の原則と改善方法②

今流行りの体幹トレーニングですが、体幹って何か知っていますか?

身体の中心?身体の幹?間違ってはいないです!

その辺の所を詳しく説明していきましょう。


体幹の安定に関わるインナーユニット

札幌南区真駒内アクシス整骨院院長兼パーソナルトレーナーの東です。

今回は前回の「腰痛」コラムの続編になります。

体幹のインナーユニットとは身体の中心(コア)を支えている筋肉です。

①腹横筋→お腹・腰の安定性(腹腔内圧)

②骨盤底筋群→骨盤の安定性(骨盤腔内圧)

③横隔膜→胸・背中の安定性(胸腔内圧)

④多裂筋→上記すべての安定性


①~④の筋肉が1つ1つ上手く使えている方で、腰痛の人は中々いないと思います。

(インナーユニット以外にも腰痛になる要素はあります)

さて今回は4つの中でも1番大切な筋肉を1つだけ紹介していきます。

 

腰痛の人が100%弱くなっている筋肉

さて上記の筋肉以外でも腰痛の人が弱くなっている筋肉が

たくさんあるのですが、必ず弱くなっている筋肉があるんです。

その筋肉の名前は上記で紹介した「多裂筋」と言います。

画像をご覧下さい。背骨と背骨をつなぐ小さな筋肉が多裂筋です。

腰痛の方はこの背骨と背骨をつないでいる「多裂筋」が弱くなるんですね。

逆を言えば多裂筋を強化すれば、腰の痛みが良くなる可能性も大ですね!!




うつ伏せドローインで「多裂筋」を強化してみよう

多裂筋のトレーニングはとってもシンプルです。

うつぶせの状態でお腹を膨らませて引込めるだけですが、ちょっとコツがあります。

息を吸って吐きながらお腹を引込めていくときに

①お尻の穴をきゅっと締める(骨盤底筋群)

②お腹全体にコルセットをまくイメージを持って(腹横筋)

③肋骨全体を引き締めるように(横隔膜)

④腰に手を当てて多裂筋の収縮を感じます。

①~④を1つずつ意識して行うことが多裂筋が強くなって、腰痛改善になります。

うつ伏せだけではなく、立ちながらでも座りながらでも出来るので

テレビを見ながら、電車の椅子に座りながらどこでもやってみて下さい。