
脳脊髄液という言葉を聞いたことがある人も、初めて聞く人もいると思います。
人間の三大体液である血液・リンパ液・脳脊髄液。
今1番大事といわれて注目されているのが、脳脊髄液です。
今回は脳脊髄液について、解説していきたいと思います。
脳脊髄液の流れを正常にして、体軸を確保しよう!

脳脊髄液とは、脳室の脈絡叢という部分で生成され、脳から脊柱を通って尾骨まで到達し、健康な人だと1分間に6-12往復すると言われています。
がん患者などは、1分間に1-2往復しかしなくなると言われていて、脳脊髄液が正常に循環している人は、健康であるとも言えます。
脳脊髄液は交通事故などの強い衝撃が脊柱に加わると、硬膜が破けて、脳脊髄液が漏れ出してしまい「脳脊髄液減少症」という病気になります。
脳脊髄液減少症になると、頭痛・めまい・睡眠障害・肩こり・やる気消失・うつ病などの、症状を起こす原因にもなります。
交通事故などの外傷が無くても、脳脊髄液減少症になる!?

実は、脳脊髄液減少症は交通事故などの外傷がなくても、起こる病気です。それはレントゲンなどにも映らないくらい、小さな漏れとして引き起っている可能性があります。
また、脊柱側弯症のように、背骨が見るからに曲がっている場合も、脳脊髄液の流れが悪くなります。
精神的なショックでも破けると言われ、病院で脳脊髄液減少症と診断されたが、強くどこかを打ち付けた等の、外傷はなくても診断された、女子高校生の治療を行った経験もあります。
当院では、脳脊髄液の循環が悪いなと感じたお客様に対して、循環を促す治療を行う場合もあります。
治療法①頭蓋骨の歪みを整えて、脳脊髄液の循環を促します!

脳脊髄液は、蝶形骨と後頭骨が結合する部分の蝶形後頭底結合部の、歪みが原因で流れが悪くなります。
この部分の歪みを修正することで、脳脊髄液の流れが改善されて、正常に流れるようになり、頭痛・めまい・不眠症などの症状が改善される方もいらっしゃいます。
硬膜が破けてしまっている方は、通常ブラッドパッチという治療を行うのですが、実は別の治療法も存在します。
自己再生能力を促して、穴を修復することも可能なのです。
治療法②破れた硬膜を修復する【ソマチッド】

ソマチット(ソマチッドの表記もある)とはフランス系カナダ人のガストン・ネサン(1924年 - )が「ヒトの血液中に極微小な生命体が存在する」とした仮説のこと。
このソマチッドは、血液中に存在する生命体であり意志を持っています。
ソマチッドを破れた硬膜部分へ集中的に集める事で、硬膜を自動的に修復してくれます。
ソマチッドを集める治療は、ドラスティックセラピストの資格を持っている院長の東しか出来ませんが、ブラッドパッチ治療とは異なり副作用もありません。
治療法③背骨の歪み(体軸)を整える

脳脊髄液は脊髄の周りを覆っている硬膜の中に流れているのですが
脊髄は背骨の中を通っているので、背骨が横に曲がったり丸くなっていると
脳脊髄液の流れも悪くなってしまいます。
手術を受けたり治療を受けたりすることも大切かもしれませんが
背骨の歪みを整え、それを維持する筋力を鍛えることも脳脊髄液減少症の改善に繋がります。
気になる方は是非メールでも良いのでご相談ください。
色々書かせて頂きましたが、実際に治療を受けて見たりしなければ分からないこともあると思いますので
この記事を読んで気になった方は、まずは何でもお問合せ下さい。何かお力になれるかもしれません…